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凡人ランナー 走之助(ハシノスケ)日記
(突っ込み犬の柴蔵も、よろしくワン!
走り出したのは、いつの日か?
ある日突然なぜだか、人は走り出す!
これで明日も走れます、応援たのみます
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初フルマラソンその2
約2ヵ月の練習期間を終えて
初のフルマラソン大会に挑戦し
5時間41分08秒の完走というか完歩で
制限時間の6時間をなんとかクリアーして
今振り返る。
スタート時間まで
後、1時間。
初のフルマラソンであるし
一人でエントリーしているので廻りには、知り合いはいない。
廻りのすべてのランナーがベテラン&早そうに見える。
走之助が着替えた体育館は、スタート地点からは
一番遠いい場所にあったので
隣接した仮設トイレは、わりとすいていた。
4台の仮設トイレに対して順番待ちが5人程度である。
とりあえずその順番にならぶ
隣の人になにげなく話をする。
『寒いのか暑いのかわからないような天気ですね』
『たぶん暑くなると思いますよ』
フルマラソン初参加ではあるが
ランナー達は、運命共同体というか
決して、走らない人には理解できない共通の何かを
持っているせいなのか、それとなく話しかけると
みなさん、気さくに答えてくれる。
一人でいままで練習し
一人でエントリーした走之助にとってはありがたい。
まっているあいだも
意味なく
足首をまわしたり、屈伸運動をしたり、ストレッチをしたりと
しらず知らずに、その気になって来ている。
トイレをすませて
自分の陣地を取った体育館に帰る。
陣地といってもごったかえした体育館の中で
最小限に広げた、ピクニックシートではあるが
今の走之助の安全地帯でもある。
その安全地帯にすわってあたりを見渡しながら
しばし人間ウォッチングをする。
なにせ生まれて初めて見るランナー達である。
しかも今から42.195キロをいう距離を誰に強制されたわけでもなく
自ら走るという奇特な人達の集団なのだ。
斜め前の人(約70cm)は、60歳手前の男性。
ナンバーをランシャツにつけている。
ナンバーの裏に”ドクター”なる文字が入っていた。
そういえば大会の挨拶状というか
エントリーカードの中に
昨年の大会で、心臓系のアクシデントがあり
今回は、ドクターのランナーは登録してくれと書いてあった。
こやつは、医者なんだなぁ〜
医者も42.195キロを走るのか?なんて自問している。(笑)
CW−X系のピッチリパンツに腰痛系の腰バンドを
そのドクターは、装備していた。
おっと
走之助もそろそろ準備をしないといけない。
初のフルマラソン大会本番はランシャツで出ようと
思ったが、2週間前に走った初の30キロ走で
21キロからまったく足が止まりあとはひたすら歩いた経験から
歩くと寒いという記憶があったので
大会前に、半そでのTシャツを購入した。
そのTシャツにナンバーをつける。
安全ピンは、ナンバーが入ったビニール袋に入っていた。
大会前に安全ピンを持参しなくてはいけないかと思い
事務局に確認電話したら、『安全ピンはついてます』と
やさしく答えてくれたのを思い出す。
でも世の中にこんなに小さい安全ピンがあったのか?と
関心するくらいに小さい安全ピンであった。
まわりのベテランランナー?達は
ワセリンを塗ったり、乳首にバンドエイドをしたりしている。
ネットで調べたときに
42.195キロは長距離だから乳首とランシャツが摩擦により
乳首から血が出るとか、ゼッケンをつける安全ピンと
体が摩擦で傷つくとか、脇が擦り切れるとか書いてあったが、
30キロ走ってみて
『そんなことは、ないだろう』
というのが走之助の素直な感想だったので
バンドエイドもワセリンも持参してない。
走之助のランパンは、インナーパンツのランパンなので
着替えの時にはいているパンツを脱がなくてはならない。
ごったがえした体育館の中で着替えるか、それともトイレに
着替えるか一瞬考えたが、めんどうなので
公衆の面前で着替えました。(笑)
座ったまま、トランクスパンツを脱ぎ
瞬間腰を上げてランパンを履く。
たぶん誰も見ていないだろう。たぶん。
着替えも終わり、またまた小便に行く
緊張しているせいか、朝からやたと近い。
体育館の中もスタートが近いのか
ランナー達も本格的な準備が始まりだす。
お餅を食べる人や
いなり寿司とまき寿司の弁当を食う人もいた。
ネットやものの本によると
スタートの4時間前に食事は終えておくように
なんて書いてあったが、直前に食べる人もいたのでおどろき。
走之助は、持参したウ゛ァームを飲み干す。
ウインドブレーカーを脱ぎ、着替える人も。
60過ぎのおっさんがアップのパンツを脱いだら
インナーパンツがTバックだったのは、びっくりしました。(笑)
しかも、緑色だった。(爆)
CWーX系のピッチリパンツを履いていたなぁ〜〜
高齢者系の人はCWーX系のパンツが多かった。
CWーX系は、ほんとうに効果があるんだろうなぁと確信する。
もう一度トイレに行く、
私の前に並んでいたのは、盲人のランナーと伴走者の方だった。
伴走者の方が、ウエストポーチをわりと上の位置に付けていた。
走之助は、いつも下側に付けているので質問してみた。
『ウエストポーチは、どの辺につけたらいいのですか?』
『腰骨の少し上くらいでしょうか』
『そうですか』『私、今日が初フルマラソンなんですよ』
『そうなんですか』
と、盲人ランナーと伴走者ともになぜか笑顔で答えてくれた。
やっぱ、先輩ランナーとしての貫禄か、
はたまた甘酸っぱいかつての自分を思い出すのか?
初フルといえばみなさん、ニコッと笑ってくれる。
お互いに健闘を誓って別れる。
トイレをすませて
スタート地点に行くと
あたりは、すっかりそれらしい雰囲気である。
アスリート系のランナーたちはしっかりとアップをしていた。
スタートラインからはランナー達が順番にならんでいる
その長さは約100mぐらいでしょうか。
走之助は、制限時間6時間ギリギリ完走ペースなので
その一番後ろに並んでも、まったく問題ないのだが
あくまでもセコイ性格なので
コソコソとコスッタレで前に方に横入りをする。
普通なら
『横入りするな!』と怒られるが
さすがに、ランナー達は怒らない。
前に方に入るからそれなりの実力があると
周辺の人達から思われているのだろうか?
完全にマナー違反だ。
これから始める42.195キロの行程がどうなるのか
不安と期待が入り混じる時間が過ぎる。
アナウンス嬢が、
『スタート10分前です』
『スタート5分前です』と放送する。
なぜか心臓は、冷静でドキドキ感はない。
今から始まる初体験がまったく想像できないせいなのか、
それともやけくそなのか、わからないがとりあえず冷静?。
『それではスタートです』
『パーン』とピストルの音が鳴る。
後方より、花火が炸裂する。
一発、二発、三発と次々に鳴り響く
集団は、動きはじめたのかどうかわからない。
ゴールをめざして巨大固まりが動きだす
その瞬間は、うねりでもあった。
血がたぎる、祭り前でもなく
スタートラインに立てた喜びなのかもしれない。
ランナーは、この瞬間の為に何時間、何キロ走ってきたのだろうか?
そう、今この瞬間の為に・・・・・
初マラソンの走之助は、
やや廻りに遠慮気味にそしてわざとらしく?
『うぉぉぉお〜〜』
と雄たけびをあげながら手拍子をした。
そう、
スタートしたんだ、42.195キロが!
スタート地点会場を人々の拍手の中
ランナー達は、ゆっくりと走り始めた。
このスタート地点に何人帰ってくるのか?
自分はここに制限時間に帰ってこられるのか?
なんて事は、スタート時点ではまったく考えていなかった。
ただ、スタートの喜びに興奮していた。
とても新鮮だった。
今回も大変長くてすいません。
次回も、長いぜ。
スタートに立てる喜びをかみしめろ!
ランニング道は、まだまだ続く〜〜〜
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